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長幕崖壁及び崖錐の特殊植物群落


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キーワードなし
2009/01/01 00:00
 
 

沖縄県

島尻郡北大東村

自然・植物

 
 

S48-05-154長幕崖壁および崖錐の特殊植物群落.txt: 北大東島の内陸部(幕の内という)を平均標高50メートルの高さで環状にとり囲む隆起珊瑚礁地帯(幕という)のうち南部の約1.5キロは、その内側が屏風を立てたように絶壁をなしてそばだち、「長幕」とよばれている。

この崖壁面とその脚部の崖錐地帯には、この島の自然植生がよく残っている。


 珊瑚石灰岩特有の凹凸の多い崖壁には、本来は海浜に生育するハマオモトが高所にまで多数分布して異観を呈するほかオオイタビ・ホウビカンジュ・サクララン・フウトウカズラ・シマオオタニワタリなどがあり、崖脚部には、きわめてまれにヒメタニワタリが生育している。

崖錐部は、ビロウ−クロッグ群叢で、ビロウ・クロツグのほかハマイヌビワ・フカノキ・リュウキュウエノキ・アカメガシワ・リュウキュウガキ・グミモドキ・シマオオタニワタリ・フウトウカズラ・サクラランなどが繁茂して密林をなしている。


 北大東島は、明治末年までに甘蔗栽培のため開発され、伐採をまぬかれた自然林にもリュウキュウマツ・モクマオウなどの外来種が侵入するなど、本島固有の林相を残すものはほとんどみられないが、長幕周辺のこの地域は、その地形の特性のため開発されず、わずかに本来の植生に近いものを残している。

ことに昭和47年夏この場所で発見されたヒメタニワタリは、従来琉球列島にはなく、小笠原母島の特産とされていたものであって、植物地理学上の意義が大きい。

 

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